Windows次期OS"VISTA"の評価版レポート(2006/7)
ウインドウズの次期OSとなる「ビスタ」(評価版:Beta2)をインストールしてみました。
インストールについて
32bit版と、64bit版がありますが、32bit版をインストール。完了時のドライブ容量は、11.4GBでした。インストールに要した時間は、ドライブのフォーマット時間を別とし、ほぼ1時間を要しました。
スイッチONからの起動時間はXPと比較すると若干長く感じられます。
すでにOSが入っているHD内の別パーテーション・ドライブにデュアルブートとしてインストールしましたが、インストール用DVDを起動すると、従来のOSインストール手順のようなインストールするドライブ選択やフォーマット案内が出ず、いきなりライセンス・キーの入力などの手順が始まり、その後でドライブの選択画面が現れました。この手順の違いにはかなり不安がありましたが、前もって知っていれば問題はないでしょう。
しかし、ドライブ選択した後、「次へ」をクリックすると、「このドライブでよいですか?」というような確認画面が出ないまま、いきなりインストールが始まりました。ひょっとしてドライブを間違えてしまっていたら・・などと不安のままインストールが終わるのを待つしかありませんでした。正式リリース版には是非、画面追加してほしいと思います。
インストール直後の初期起動時のデスクトップ画面
インストール完了後、初めてVistaを起動する途中で、ログインユーザー名の設定・ユーザーアイコンの選択を行います。これらはXPでおなじみの手順です。デスクトップの背景画像を選択した後、起動した初期画面が下です。
Vistaの全体的な第一印象は、「かなりMACのデザインを意識しているネ」という感じです。システム的なことはまだ勉強不足ですが、誰もが最初に気づく新機能が、デスクトップ右にある「ガジェット」です。
デスクトップ右側のガジェット (Windowsサイドバー)
初期状態からあるガジェットが、上から「スライドショー」「時計」「インターネット」です。「ガジェットの追加」で下のような画面が出て、追加したり、消したりできます。つまり、フリーソフトなどでデスクトップに便利なソフトの画面を常駐させている方も多いと思いますが、Windowsの新機能として加わったということです。私も「デスクトップに時計やカレンダーを表示させたいな・・」と常々思っていましたが、そんな意味では非常に便利な機能です。でも、なんでカレンダーやスケジュール表などの機能がないのでしょう?
すでに、ガジェットの制作募集「ガジェット・コンテスト」などが始まっている様子ですので、カレンダーあたりならすぐに追加されるのではと、期待しています。
ちなみに、スライドショーは自動で画像が切り替わっていきます。もちろん、好きな画像フォルダを設定できます。
また、ガジェット上から3つ目の、intarnetというのは、ガジェット追加項目にある「フィードビューア」です。いわゆるRSSフィードのお気に入りのようなものの様ですが、「フィードウォチャー」とともに、自分でURLを設定するところなどが分からず、どうも使い方がわかりませんでした。
ガジェットで遊んでみました。
同じガジェットを複数出すことが可能なので、時計を2つ出してみました。それぞれを時間設定することができるので、日本とHawaii など、海外の時間も同時に見ることができますが、午後・午前が分からないので、世界時間表示には不便があります。
秒針も動かすことができます。時計のスタイルは7つあり、デザインの違った時計に変えることができます。計算機も便利ですが、ちょっと小さいですね。
すべてのガジェットは、ドラッグして、サイドバー領域から移動することができます。計算機はドラッグしたら、一回り大きくなりましたが、これでも小さいので使いにくいと思いました。さらに大きく設定変更できると有難いのですが、大きさの変更はできませんでした。
InternetExplorer7
IE7については、すでにXPにプレビュー版をインストールして使用している方もあると思います。 ほとんど、MACでブラウザを開いているイメージに近くなりました。ちなみに、下のサイトは、上記のガジェットの追加のところにある「オンラインで追加のガジェットを取得」を開きました。
他のブラウザですでに採用されている、タブ機能が加わりました。Googleのタブが見えていますが、IE6までではタスクバーで切り替えていた別のサイトを、このタブで表示切り替えできます。
ブラウザ右下に「100%」とありますが、ここで、画面を拡大縮小することができます。
Windows MENU
左下の「スタート」ボタンは、Windowsのロゴになりました。ここをクリックした時のメニュー画面です。「すべてのプログラム」をクリックすると、従来の様に右には伸びず、その上の「スタートメニュー」部分が切り替わって表示されます。

フォルダ画面と、C直下のファイル
下記で開いているのは、Vietaをインストールした直後の、ディレクトリ C:です。
フォルダ画面は、アイコンのデザインが大きく変わりました。下図では特徴がわかりにくいですが、それぞれのディレクトリ内にあるファイルの種類に応じて中身のファイルが絵になります。例えば、PDFが入っていると、pdfでおなじみの赤いアイコンがブリーフの中に綴じられたデザインになります。
また、フォルダアイコンの表示サイズを変更するには、アイコンの大きさが(感覚的には)無段階で拡大縮小できるズーム機能が加わりました。
ユーザー設定の機能強化?
ユーザー別設定の機能や制御が、システム的に強化・拡張された様子を感じます。上のディレクトリでも分かるように、XPまでは、[ Windows > Documents and Settings ] となっていたユーザーディレクトリが、C:直下の [ Users ] ディレクトとなりました。
スタートMENUのユーザー名から、この「ユーザーディレクトリを一発で開くことができるようになりました。
ユーザー制御の強化でしょうか? よく下のダイヤログが現れます。ちなみに、ダイヤログが出ると、非アクティブ(モーダル外)の画面は黒い透明色になります。下図の背景は、デスクトップ画面です。たとえば、デバイスマネージャ画面を開こうとしただけで、このダイヤログが出現します。
現在のユーザーアカウント状況は、Vistaの初期設定で管理者として登録したユーザー名だけで、他のアカウントは追加していません。先の[Users] にシステム上のAdministratorとGestが標準で設定されてはいますが、個別に設定したわけではないので、使用者の感覚としては、ユーザーは1人のみです。それなのに、このような警告画面が出ると、特に一般ユーザーにとっては、意味不明なメッセージに戸惑ってしまうのではないかと、少々気になります
コントロール パネル
一番気になるのが、OS自体のシステム的な新機能などですが、詳細はまだ勉強不足でご説明できる域にはありません。コントロールパネルの項目を表示しましたので、こちらを参考にご覧下さい。
「ネットワークマップ」という新機能では、このパソコンがネットワーク上どのような構成になっているかを、マイ・コンピューター > ゲートウェイ > インターネット という具合のアイコンを結んだ絵で表示してくれます。無線などが加わった環境での確認の際に便利な機能と思います。(但し、利用価値としては、プロバイダーやメーカーの電話サポートの切り分け時ぐらいでしょうか)
「とりあえずインストールして画面を開いてみただけ」の状態ですので、ご参考程度の情報しかご提供できませんでしたが、あしからず。